背が伸びやすい時間帯と季節

背が伸びやすい時間帯と季節はあります。

なら、背が伸びやすい時間帯はいつでしょうか？

背が伸びやすい時間帯はやはり夜になります。

成長期の骨は筋肉と同じく、夜寝ている間に少しずつ伸びています。

起きている時間帯の過ごし方で、成長ホルモンの分泌が変化するので、できるだけ深い眠りにつけるようにするのです。

深い眠りにつくには運動するのがいいです。

運動は眠りにつきやすくするだけではなく、内臓の働きや血液の循環のためにも必要な方法です。

内蔵や血液など体の具合がおかしいと、成長ホルモンはきちんと働いてくれません。

せっかく背が伸びやすい時間帯がわかっても意味をもたなくなってしまいます。

つぎに、背が伸びやすい季節はいつでしょうか？

これは、一年のなかでは、春から秋にかけてが背が伸びやすいといわれ、夏に一番背が伸びるようです。

夏は、海水浴に出かけたりと、体を動かすことが増えることによって、血液の循環が良くなり、骨の発達などにも効果があるためだと思います

背を伸ばすため必要なもの

背は、年齢面から考えると20代半ばくらいまでなら伸びると言われています。

また、背は遺伝よりも環境に影響するものと言われています。

では背を伸ばすために必要なものには何でしょうか？

まずひとつ目は栄養です。

骨を作るカルシウム、軟骨の生成を促すコラーゲンやグルコサミンなどです。

カルシウムは吸収率が結構低いので、カルシウムとマグネシウムを2：1の割合で摂取するのがいいです。

また、カルシウムには吸収限界値が存在します。

ふたつ目は成長ホルモンです。

成長ホルモンを多く分泌させるために必要なことは3つで、運動、睡眠、栄養です。

運動することは簡単に言うと刺激を与えるっていうことです。

バスケットボールやバレーボールをするとひざに刺激が加わりその信号が脳に伝わって成長ホルモンが分泌されます。

基本的にバスケットボールやバレーボールをやってる人は背が高いんです。

背を伸ばすのに関係するホルモン

背を伸ばすのに関係するホルモンに成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンがあります。

成長ホルモンは、簡単にいえば体の成長を促すホルモンで、筋肉や骨の成長を促進する、体脂肪を分解するなどの働きがあります。

甲状腺ホルモンとは、のどぼとけにある甲状腺から分泌されるホルモンのことです。

甲状腺ホルモンも、脳の脳下垂体からでる甲状腺刺激ホルモンにより骨や軟骨など全身の新陳代謝を活発にし、分泌することにより成長する手助けをするホルモンです。

性ホルモンは筋骨格の成長を促す作用があります。

性ホルモンは思春期に増加しますが、この時期に背が伸びやすいのは、増加した性ホルモンが、成長ホルモンの分泌を活発にするためといわれています。